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アウトソーサーとして、IT業界での地位を確立する。

2008年の会社設立時、フェイス・ワンはIT系の派遣事業を中心として業務を行っておりましたが、同年9月のリーマンショックにより、出口の見えないトンネルに入ったような経験をしました。当時、各企業は、経費削減を目的とした外注費の削減、開発コストの削減のためにオフショア開発へとシフトして行き、その結果、日本国内の開発技術者は、継続的な仕事を得ることができず、案件自体も極端に減るといった状況に陥りました。

そのような状況下、フェイス・ワンがこの先、生き残るためには…と、いろいろ模索していた中で “派遣事業から、委託事業へと切り替える動き” それが、弊社が生き残るための道に繋がるのでは無いかと考えました。

業務の委託化は、ユーザー側にとっては、管理コストの削減、コア業務の強化、業務スリム化（人件費削減）などが期待でき、弊社にとっては、それまで分散していた高い技術力を集約し、自社でノウハウを蓄積することで、自社の“強み”を生み出せることに繋がります。

ひとつの業務を委託化し、成功した実績が、2つ目3つ目の発注に繋がり、現在ではアウトソーサーとしての地位を確立することができました。

社員への思い。

フェイス・ワンは、私が在籍していた前社から、20名の社員を引き連れ独立をした会社です。当時の社員達は、良く私を信じてついてきてくれたと、今も感謝の気持ちで一杯です。その社員達に対して、恩返しをする義務が私にはあり、社員とその家族のことを常に考えています。

設立時の話に戻りますが、設立してすぐに社員を集め、キックオフミーティングを実施しました。その際、私は社員に以下の3つの約束をしました。

• 経営者として私利私欲に走らない健全な会社を作る。
• 計上出来た利益は出来るだけ皆に還元する。
• フェイス・ワンは社員である皆の会社である。

これは、これからフェイス・ワンに入社する皆さんにも共通して言える私の思いです。
フェイス・ワンの社員で良かったと思ってもらえる企業に育てていきたいと考えております。共に世に必要とされる会社、フェイス・ワンを作って行きましょう。